🏛 基本情報・概要
路線名:横浜シーサイドライン(金沢シーサイドライン)
運行事業者:横浜シーサイドライン(第三セクター/ 横浜市が筆頭株主)
路線種別:新交通システム(無人運転/ タイヤ式)
開業年:1989年(平成元年)
営業キロ:約10.6〜10.8km
起点〜終点:新杉田(JR根岸線 接続)〜金沢八景(京急 接続)
駅数:14駅
📜 歴史と背景
・1989年に開業。ベイエリア再開発とともに地域輸送を担う都市型交通として整備。
・鉄道空白地帯だった金沢区臨海部を面的にカバー。
・無人自動運転を採用し、静粛・安定した運行を実現。
・2019年に金沢八景側の延伸が完了し、京急との乗り換えがよりスムーズに。
🚉 主な駅と特徴(抜粋)
新杉田:JR根岸線 接続/ 磯子区方面との結節点
南部市場:横浜南部市場が近接/ 食と物流の拠点
鳥浜:三井アウトレットパーク横浜ベイサイド 最寄
並木中央:金沢区役所 最寄/ 住宅地中心
八景島:横浜・八景島シーパラダイス 最寄/ 観光拠点
金沢八景:京急 接続/ 横浜市内・三浦方面への移動が便利
🌟 良いところ(メリット)
✅ 1.【横浜ベイエリアを効率よく結ぶ】
アウトレット・市場・水族館など「遊ぶ・買う・働く」の主要拠点を一直線でカバー。
✅ 2.【無人自動運転で静か&安定】
騒音が少なく、加減速もスムーズ。毎日の通勤・通学でも快適。
✅ 3.【住宅地と産業地の“どちらも強い”】
並木・幸浦・福浦など、団地・学校・工業団地が混在。通勤・通学ニーズに対応。
✅ 4.【海景色を楽しめる路線】
東京湾や八景島の眺望区間が多く、移動そのものがちょっとしたレジャーに。
⚠️ 悪いところ(デメリット)
❌ 1.【運賃はやや割高】
距離の割に運賃水準は高め(例:新杉田〜金沢八景 約¥320前後)。
❌ 2.【時間帯によって本数が疎ら】
平日日中・夜間はおおむね10〜15分間隔になる時間帯もあり、待ち時間が発生。
❌ 3.【都心直結はなし】
JR・京急との接続で都心へは便利だが、乗換は原則必須。
🧺 生活利便性(沿線での暮らし)
交通アクセス:★★★☆☆:新杉田:JR/ 金沢八景:京急 接続/ 乗換前提で広域アクセス可
商業施設:★★★★☆:アウトレット・市場・ベイサイドの買物利便◎
自然・景観:★★★★★:海・公園・水族館に近く開放感あり
教育・子育て:★★★★☆:団地・学校が点在/ 落ち着いた住宅地
治安:★★★★☆:住宅地中心で全体的に穏やか
🏠 不動産観点(2025年現在)
💴 家賃相場(ワンルーム〜1K / ファミリー2LDK〜:目安)
新杉田:¥65,000〜¥80,000 / ¥110,000〜¥150,000:JR接続で通勤◎
鳥浜・並木(並木北・並木中央 含む):¥55,000〜¥70,000 / ¥100,000〜¥130,000:落ち着いた住宅地/ 買物便利
八景島:¥60,000〜¥80,000 / ¥110,000〜¥140,000:観光地近接/ 週末を楽しめる住環境
金沢八景:¥60,000〜¥85,000 / ¥120,000〜¥160,000:京急乗換/ 生活利便性高い
※築年数・駅距離・駐車場有無・設備で上下します。最新の募集状況により変動あり。
🏘 住宅傾向・街の雰囲気
・並木中央・幸浦・鳥浜:団地が多く、ファミリー・シニアに人気/ 日常利便が高い。
・八景島周辺:観光・レジャーに近く、週末の充実度が高い住環境。
・金沢八景:京急接続で通勤利便性が優秀/ 日常の買物・外食も充実。
🚃 交通アクセス(区切り記法)
主要接続:新杉田:JR根岸線/ 金沢八景:京急本線
所要時間目安:全線 約26〜30分前後
運行間隔:日中10〜15分程度(時間帯により変動)
おトクきっぷ:1日乗車券(大人¥680/ 小児¥340 目安)
🎯 シーサイドラインが向いている人
✅ 海辺の景色やベイサイドの暮らしを楽しみたい人
✅ 車に頼りすぎず、駅近中心の生活動線で暮らしたいファミリー・シニア
✅ 横浜・川崎方面に勤務し、落ち着いた住宅地を求める人
✅ アウトレットや海辺のレジャーを日常的に楽しみたい人
📌 まとめ
横浜シーサイドラインは、海沿いの景観・治安・買物利便のバランスが取れた“横浜ベイライフの動脈”。無人運転の静かさと、JR・京急の結節が生むアクセス性が魅力。
都心直通はないものの、住環境の総合点が高く、子育て・通勤・週末レジャーをバランスよく叶えたい人におすすめです✨