🏛 基本情報・概要
路線名:相鉄本線(そうてつほんせん)
運行事業者:相模鉄道(相鉄)
営業キロ:約24.6km
起点〜終点:横浜〜海老名
駅数:18駅(全駅 神奈川県内)
直通:JR方面(新宿・渋谷 など)/ 東急方面(渋谷・目黒 など)
主な列車種別:各停・快速・通勤急行・通勤特急・特急
📜 歴史と背景
・1917年、前身の神中鉄道として開業(厚木〜二俣川)。その後相模鉄道と合併し基幹路線へ。
・1960〜80年代に高架化・複線化が進み、横浜の都市発展とともに利用者が増加。
・2019年:相鉄・JR直通線の開業で、新宿・渋谷方面へダイレクトアクセスを実現。
・2023年:相鉄・東急直通線(新横浜経由)が開業し、東急東横線・目黒線方面と相互直通を開始。都心〜神奈川の移動がさらに快適に。
🚉 主な駅と特徴
横浜:ターミナル/ 乗換多数(JR・私鉄・地下鉄)/ 商業集積最大級
二俣川:いずみ野線分岐/ 免許センター最寄り/ 住宅地として人気
大和:小田急江ノ島線と接続/ 乗降客数多い
海老名:小田急線・JR相模線と結節/ 大型商業施設が充実
🌟 良いところ(メリット)
✅ 1. 直通運転で都心アクセスが劇的に向上
新宿・渋谷・目黒方面へ1本。乗換回数と所要時間をしっかり短縮。
✅ 2. ファミリー向けの住環境が豊富
二俣川・希望ヶ丘・瀬谷など、緑と落ち着きが両立した住宅地が点在。
✅ 3. 駅前再開発で利便性アップ
横浜西口エリアの再整備や、海老名の大型商業(ビナウォーク・ららぽーと等)で日常が快適。
✅ 4. 列車種別が多彩
通勤特急・特急・快速・各停を使い分けて、ピーク時も分散しやすいダイヤ。
⚠️ 悪いところ(デメリット)
❌ 1. 運賃がやや高め
相鉄運賃+乗入れ先(JR・東急)の組み合わせで総額が上がるケースあり。
❌ 2. 朝ピークの混雑
横浜・都心方面の直通列車は混雑度が高めで、座れないことも。
❌ 3. 駅前格差
再開発が進む駅と、昔ながらの佇まいが残る駅で利便性差を感じる場合あり。
🧺 生活利便性(暮らしやすさ)
交通アクセス:★★★★★:JR・東急との直通で都心へスムーズ
商業施設:★★★★☆:横浜・海老名など大型商業が充実/ 住宅駅は日常買物中心
教育・子育て:★★★★☆:小中学校が多く通学動線がシンプル
自然・景観:★★★★☆:郊外は公園・緑地が多く落ち着きある住環境🌿
治安:★★★★☆:住宅地中心で全体的に穏やか
🏠 不動産観点(2025年現在)
💴 家賃相場(ワンルーム〜1K / ファミリー2LDK〜:目安)
横浜:¥90,000〜¥130,000 / ¥170,000〜¥250,000:都心接続・商業集積の中核
西横浜・天王町:¥60,000〜¥80,000 / ¥120,000〜¥150,000:下町風情+都心近接
二俣川:¥60,000〜¥75,000 / ¥110,000〜¥140,000:相鉄のハブ/ 再整備で人気上昇
希望ヶ丘:¥55,000〜¥65,000 / ¥100,000〜¥120,000:静かな住宅地でコスパ◎
海老名:¥65,000〜¥85,000 / ¥120,000〜¥160,000:モール多数/ 子育て人気が高い
※築年数・駅徒歩・設備・駐車場有無で上下します。
🏘 住宅傾向・街の雰囲気
・二俣川〜瀬谷:戸建て・低層アパート中心でファミリー比率が高い。
・横浜市内でも比較的価格が安定し、郊外移住層の受け皿に。
・海老名方面は再開発で分譲・タワマン供給が増加し、選択肢が広い。
🚃 交通アクセス(区切り記法)
横浜:主要ターミナル/ 乗換多数 ・ 二俣川:いずみ野線分岐 ・ 大和:小田急江ノ島線接続 ・ 海老名:小田急線/相模線接続
直通:JR方面(相鉄・JR直通線)/ 東急方面(相鉄・東急直通線: 新横浜経由で東横線・目黒線 直結)
所要の目安:横浜〜海老名 約30分前後(種別・時間帯で変動)
🎯 相鉄本線が向いている人
✅ 神奈川西部から都心へ“乗換少なめ”で通いたい人
✅ 静かで治安の良い住宅地を探すファミリー
✅ 買物・自然・交通アクセスのバランスを重視する人
✅ 車ナシ生活でも困らない駅近志向の人
✅ 将来性(再開発・直通効果)も重視する方
📌 まとめ
相鉄本線は、「ローカル私鉄」から「都心直通の基幹ルート」へ進化した注目路線。横浜〜海老名の生活導線に、JR・東急直通という強力な移動力が加わり、通勤・子育て・買物を無理なく両立。
今後のまちづくりとともに、暮らしやすさと資産性の両面で期待できる沿線です✨