🏛 基本情報・概要
正式名称:東京臨海新交通 臨海線(通称: ゆりかもめ)
運営会社:株式会社ゆりかもめ(東京都系の第三セクター)
開業年:1995年11月
区間:新橋〜豊洲 / 距離:約14.7km
駅数:16駅
方式:新交通システム(ゴムタイヤ・無人自動運転)
所要時間:新橋〜豊洲 約30〜31分
運行間隔:平日おおむね約5分 / 休日おおむね約4分
接続:新橋:JR・地下鉄 / 豊洲:東京メトロ有楽町線
📜 歴史と背景
・1990年代の臨海副都心(お台場)再開発に合わせて整備。
・当初は観光色が強かったが、汐留・有明・豊洲の再開発で通勤・通学需要も拡大。
・2006年に有明から豊洲まで延伸し、湾岸エリアの生活動線が強化。
・無人自動運転を採用し、定時性の高い運行を実現。
🌟 良いところ(メリット)
✅ 1. ベイエリアを1本で回遊
お台場・有明・東京ビッグサイト・有明ガーデン・市場前(豊洲市場)など、観光・イベント・業務施設に直結。
✅ 2. とにかく眺望が最高
レインボーブリッジ越えの車窓や、湾岸の高層ビル群・海景が楽しめる🌉🌊。
✅ 3. 無人運転で定時性◎
ダイヤの乱れが比較的少なく、短い間隔で次々に発車。通勤・乗継ぎに強い。
✅ 4. ビジネス動線も優秀
豊洲〜有明〜汐留〜新橋の移動がスムーズで、オフィス・イベント・商業を横断。
⚠️ 悪いところ(デメリット)
❌ 1. 運賃がやや高め
初乗り¥190 / 最長区間(新橋〜豊洲)は¥390。日常使いだとコスト感が出やすい。
❌ 2. 混雑のキャパは小さめ
6両編成で、イベント終了時や大型連休は混雑が目立つ。
❌ 3. 速度は控えめ
最高速度は約60km/h。距離の割に所要時間が長く感じることも。
🧺 生活利便性(暮らしやすさ)
交通アクセス:★★★★☆:新橋・豊洲で都心路線と接続 / 沿線完結の移動に強い
商業施設:★★★★★:お台場・有明の大型商業・飲食・エンタメが集積
景観・自然:★★★★★:海沿いの開放感 / 公園・遊歩道・人工砂浜も充実
子育て環境:★★★☆☆:タワマン増で人口増加 / 学校・保育は地区により差
治安:★★★★☆:計画的に整備された街区で概ね良好(イベント時は人出多め)
🏠 不動産観点(2025年現在)
💴 家賃相場(ワンルーム・1K / ファミリー2LDK〜:目安)
豊洲:¥100,000〜¥130,000 / ¥180,000〜¥280,000:タワーマンション密集・人気高
有明:¥90,000〜¥110,000 / ¥160,000〜¥220,000:新興住宅地・子育て層に好評
台場:¥100,000〜¥130,000 / ¥200,000〜¥300,000:海景ビュー物件が多く高級志向
※築年数・階数・眺望・共用施設・駅距離・駐車場有無で変動。
🏘 住宅傾向
・タワーマンション中心(豊洲・有明・台場)/ 共用施設が充実。
・職住近接の二人暮らし・ファミリー・DINKSに人気。
・再開発により医療・商業・教育・公園が一体整備され、日常利便が高い。
🚃 交通アクセス(区切り記法)
主要ターミナル:新橋:JR・地下鉄 / 豊洲:有楽町線
運行:無人自動運転 / 日中おおむね4〜5分間隔 / 所要:新橋〜豊洲 約30〜31分
景観スポット:レインボーブリッジ / ベイサイド高層街 / 臨海公園群
🎯 向いている人
✅ ベイエリア勤務・テレワーク中心で職住近接を重視する人
✅ 海景・開放感のある街で暮らしたい人
✅ イベント・商業施設を日常的に楽しみたいファミリー
✅ 移動のわかりやすさ(同一路線内回遊)を優先したい人
📌 まとめ
ゆりかもめは、「観光×仕事×暮らし」を一続きにするベイサイド回遊路線。
眺望と利便性の両立、再開発で進化する街並み、タワマン中心の住環境が大きな魅力。
運賃や混雑の課題はあるものの、日常とレジャーをシームレスにつなぐ将来性ある沿線です✨