項目 | 内容 |
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正式名称 | 多摩都市モノレール(Tama Monorail) |
運行会社 | 多摩都市モノレール株式会社(東京都などが出資する第三セクター) |
開業年 | 1998年(立川北~上北台)、2000年(立川南~多摩センター)全線開業 |
路線距離 | 約16.0km |
駅数 | 19駅 |
起点〜終点 | 上北台(東大和市)~多摩センター(多摩市) |
主な接続路線 | JR中央線・南武線・京王線・小田急多摩線など |
1980年代〜:多摩ニュータウン開発とともに、多摩地域の縦の移動手段として構想
1998年:立川北〜上北台開業 → 2000年:全線開通(多摩センターまで)
住宅地・大学・商業施設・官公庁などを結び、多摩地域における生活インフラとして機能
南北方向に縦断する交通は少ないが、モノレールで立川〜多摩センターが直結
JR・京王線・西武線と交差し、多摩エリアの交通網が広がる
沿線には大学(中央大学、帝京大学、明星大学など)や高校が多く、学生利用が多い
立川を拠点に働く人・学ぶ人にとって便利な移動手段
高所からの多摩丘陵や街並みの眺望が楽しめる
道路の渋滞や信号に左右されず、定時性が高い
全駅にエレベーター・エスカレーター・ホームドア設置済み
立川北〜多摩センターで320円(IC)
短距離でも割高感があり、定期代がネックになる人も多い
JR中央線・京王線などとの接続はあるが、都心直通は不可
通勤・通学には必ず乗換が必要
日中は1時間6本程度(約10分間隔)
時間帯によっては若干待ち時間が長く感じる
分野 | 評価 | コメント |
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交通アクセス | ★★★☆☆ | 多摩内移動には便利、都心アクセスは乗換必須 |
商業施設 | ★★★★☆ | 立川・多摩センターに大型商業施設が集まる |
自然・環境 | ★★★★★ | 緑豊かな丘陵地が多く、自然と共存した暮らし |
子育て環境 | ★★★★★ | 教育施設・公園・図書館など充実し、子育て世代に人気 |
治安 | ★★★★★ | 沿線エリアは住宅地中心で治安良好 |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー(2LDK〜) | コメント |
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立川北・南 | 約7〜9.5万円 | 約12〜16万円 | 中央線接続、商業・交通の要所 |
柴崎体育館 | 約6.5〜8万円 | 約10〜13万円 | 落ち着いた住宅街 |
高幡不動 | 約6〜7.5万円 | 約9〜12万円 | 京王接続、静かな郊外住宅地 |
多摩センター | 約6.5〜8.5万円 | 約10〜14万円 | 再開発進行中、買物・レジャー◎ |
中央大学・明星大学 | 約5.5〜6.5万円 | 約8.5〜11万円 | 学生向け物件多め |
沿線は団地・新興住宅地・戸建住宅地が多く、ファミリー層中心
立川〜多摩センター間は分譲マンションと商業施設の整備が進み、利便性向上中
多摩センター・立川駅前にはタワーマンションや高層分譲住宅も出現
✅ 多摩エリアで通学・通勤・通院が生活圏内の人
✅ 立川・多摩センターを拠点に働く人、またはその沿線で暮らしたい人
✅ 静かで自然豊か、かつ交通も確保されている環境を求めるファミリー層
✅ モノレールや電車が好きな鉄道ファン・子ども連れ
多摩モノレールは、多摩地域における「縦の交通の大動脈」として、通勤・通学・買物・通院まで多くのニーズに応えています。
都心直通がないのは弱点ですが、沿線の暮らしやすさ・子育て環境・緑の豊かさを考えれば、「生活志向のインフラ」として高評価を得られる路線です。
再開発や延伸(八王子・町田方面)も検討されており、今後さらに注目されるエリアになる可能性もあります。