項目 | 内容 |
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正式名称 | 首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス(TX) |
運行会社 | 首都圏新都市鉄道株式会社(第三セクター) |
開業年 | 2005年8月24日 |
路線距離 | 約58.3km |
駅数 | 20駅 |
起点〜終点 | 秋葉原(東京)〜つくば(茨城県) |
接続路線 | JR山手線・東京メトロ日比谷線・千代田線など |
所要時間 | 最速45分(秋葉原〜つくば) |
1960年代:常磐線の混雑緩和と首都圏東部の都市開発を目的に構想スタート
1990年代:つくば学園都市の発展を背景に計画が本格化
2005年開業:秋葉原〜つくば間で高速・高頻度運転の新都市型鉄道が誕生
常磐線の混雑を避け、東京直通アクセスを支える新路線として人気を確立
各駅停車と快速を使い分けることで都市間移動が高速&効率的
通勤通学・ビジネス・研究者の移動にも最適
開業時からバリアフリー・ホームドア・防災設備が充実
地震や風雨に強く、災害時の復旧も比較的早い
比較的新しい鉄道で、清潔・静か・快適な車内空間
通勤ラッシュでも山手線や常磐線に比べると混雑が穏やか
流山おおたかの森・守谷・つくばなどでは駅前再開発が活発
交通だけでなく街全体の魅力アップに貢献
秋葉原〜つくば間で1,210円(IC料金)と、他路線より割高感あり
定期代も高く、通勤負担になるケースも
都心側のターミナルが秋葉原のみ
山手線・日比谷線以外との接続は徒歩乗換が多め
都心部の他路線と比べて終電時刻がやや早め
深夜の移動には向かない
分野 | 評価 | コメント |
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交通アクセス | ★★★★☆ | 都心へ直通、快速利用で速い |
商業施設 | ★★★★☆ | 流山おおたかの森・つくばなどで大型施設充実 |
自然・環境 | ★★★★☆ | 沿線に緑が多く、落ち着いた街づくり |
子育て環境 | ★★★★★ | 新興住宅地で教育・医療施設の整備が進む |
治安 | ★★★★★ | 沿線エリアは総じて静かで治安良好 |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー(2LDK〜) | コメント |
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秋葉原 | 約10〜13万円 | 約18〜25万円 | 都心の中心、賃料高め |
南千住・北千住 | 約8〜10万円 | 約14〜20万円 | 接続便利で都心通勤者に人気 |
流山おおたかの森 | 約7〜9万円 | 約12〜17万円 | 再開発が進む注目エリア |
守谷 | 約6.5〜8万円 | 約11〜14万円 | TX沿線でコスパ重視の方に人気 |
つくば | 約6〜7.5万円 | 約10〜13万円 | 研究学園都市、ファミリー多し |
流山おおたかの森を中心に、駅周辺のマンション・戸建て開発が活発
守谷・研究学園・つくばでは土地が広く、低層住宅が主流
【TX効果】として、駅近の中古マンション・新築戸建ての資産価値も上昇傾向
✅ 都内に通勤しつつ、落ち着いた郊外で暮らしたい人
✅ 子育て環境を重視するファミリー層
✅ 新築や広い戸建てを検討中の共働き世帯
✅ 静かで綺麗な街で生活コストを抑えたい人
✅ 通学や研究目的でつくば市に住む学生・研究者
つくばエクスプレスは、「東京×茨城を結ぶ高速都市鉄道」として、利便性・快適性・発展性のすべてにおいてバランスの取れた路線です。
特に流山おおたかの森や守谷などは「都心直通+住みやすい街」として近年人気が急上昇しています。
都心接続の面では若干の弱さがあるものの、今後の延伸(東京駅方面など)計画や地域開発が進めば、さらに注目されるエリア・路線になることは間違いありません。