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2025.4.2

☆横須賀武蔵野連絡線について☆

Daily News

🏛 基本情報・概要

  • 正式名称:横須賀線・武蔵野線連絡線

  • 運行区間鶴見駅付近(横須賀線)~梶ヶ谷貨物ターミナル付近(武蔵野線)

  • 営業キロ:約7.8km

  • 運行形態旅客列車なし/貨物列車専用路線

  • 運営会社:JR東日本・JR貨物(共同利用)


📜 歴史と背景

  • 1970年代後半に建設

  • 主に首都圏の貨物輸送を、都心を経由せず効率化することを目的に整備

  • 同時期に整備された「武蔵野線(東京外環状線)」の一部機能を担う連絡線

  • 横浜港や川崎の工業地帯から関東内陸部・東北方面への貨物輸送の大動脈


🚂 主な特徴

項目 内容
✅ 旅客列車なし 一般の人が乗ることはできない「貨物専用線」
✅ トンネル多数 都市部を通るため、地下トンネルや橋梁が多い構造
✅ 東海道貨物線とも連携 鶴見駅で横須賀線・東海道貨物線とつながる
✅ 梶ヶ谷ターミナル 武蔵野線・南武線と接続する重要な貨物拠点

🌟 良いところ(メリット)

✅ 1. 首都圏の物流効率化に貢献

  • 東海道線・横須賀線・武蔵野線の都心を避けた貨物移動を実現

  • 混雑する東京駅・品川駅周辺を通らず、貨物列車の遅延リスクを回避

✅ 2. 騒音・環境への配慮

  • 多くがトンネル区間のため、沿線住宅地への影響が最小限

  • 夜間運行が多く、生活環境と共存できる設計

✅ 3. 首都圏物流の生命線

  • 川崎・横浜の港湾部から、埼玉・栃木・群馬方面へ、コンテナ・燃料・自動車部品などを安定供給


⚠️ 悪いところ(デメリット)

❌ 1. 旅客利用ができない

  • 一般利用者には恩恵を感じにくい

  • 利用できる駅がなく、沿線住民にとっては“存在すら知らない”人も多い

❌ 2. 再開発や駅設置の計画がほぼない

  • 住宅地・商業地への波及効果は薄く、不動産価値には直接影響しにくい

❌ 3. 貨物列車による振動・騒音の懸念

  • トンネル・遮音対策はされているが、沿線地域によっては夜間の騒音が気になるケースも


🧺 生活利便性の観点(やや間接的)

分野 評価 コメント
交通利便性 ★☆☆☆☆ 一般の乗客が使えないため利便性は低い
地域貢献度 ★★★★☆ 首都圏物流の効率化に大きく寄与
景観・自然 ★★★☆☆ 地上を走る部分は少なく、生活環境に配慮
安全性 ★★★★☆ 貨物専用のため列車本数も少なめ、事故も少ない
沿線生活への影響 ★★☆☆☆ 鉄道好きや一部マニアを除き、認知度・利用価値は薄い

🏠 不動産観点からの分析

1. 沿線住宅地の環境評価

  • 梶ヶ谷・中原・武蔵小杉・鶴見などの沿線住宅地は既に成熟しており、この連絡線の存在による不動産価値の変動は少ない

  • 一部では「貨物列車の音がする」との声もあるが、住宅地の開発には支障ない

2. 地価・家賃相場(参考値)

エリア名 ワンルーム・1K ファミリー向け(2LDK〜) 備考
梶ヶ谷 約7〜9万円 約12〜17万円 田園都市線接続、静かな住宅地
武蔵中原 約7〜9万円 約13〜18万円 南武線沿線、利便性と落ち着き両立
鶴見 約8〜10万円 約14〜20万円 港湾都市で交通拠点
武蔵小杉 約10〜13万円 約18〜28万円 タワマン・再開発が進行中

🎯 こんな方に向いている路線(間接的な視点)

鉄道・物流インフラに興味がある方
✅ 沿線で暮らすことで「安定した交通網の恩恵」を間接的に受けたい方
✅ 静かな住宅地に住みたいが、利便性のある都市部にも近いエリアを希望する方


📌 まとめ

JR横須賀武蔵野連絡線は、

  • 旅客利用はできない「貨物専用の連絡路線」で、都心を通らずに川崎・横浜の物流拠点と関東内陸部を結ぶ重要インフラです。

  • 日常生活における直接的な利便性は少ないですが、間接的に沿線住民の物流・生活物資・環境面での恩恵に貢献しています。

不動産的には大きな変動要因とはなりにくいものの、安定性のあるエリアでの生活・投資を考える方にとって、安心材料のひとつとなる路線です。

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