新着情報

2025.3.15

☆東京さくらトラムについて(都電荒川線について)☆

Daily News

🏛 基本情報・歴史

  • 正式名称:東京都交通局 都電荒川線(愛称:東京さくらトラム)

  • 運行会社:東京都交通局

  • 路線カラー:ピンク(桜色)

  • 営業距離:12.2km

  • 駅数:30駅

  • 起点・終点:三ノ輪橋駅(台東区)〜早稲田駅(新宿区)

📜 歴史の背景

  • 開業:1913年(一部区間は都電第27系統として)

  • 都内にあった40系統以上の路面電車のうち、唯一現存する“都電”

  • 1974年の路線縮小時に**「荒川線」として唯一生き残り、地域の足として活躍**

  • 2017年より愛称「東京さくらトラム」が導入され、より親しみやすく進化中


🌟 良いところ(メリット)

✅ 1. 懐かしい風情が残る“東京のローカル線”

  • レトロな外観の車両、低速運転、街と一体になった風景が魅力

  • 都心にありながら、昭和の風景が残る貴重な存在

✅ 2. 地元住民の“足”として生活を支えている

  • 高齢者や子育て世帯の移動手段として重宝されており、地域密着の交通手段

  • 利用者の大多数は地元民。通学・通院・買い物などの“日常の移動”に活用

✅ 3. 沿線に観光スポットや文化施設が豊富

  • 雑司が谷鬼子母神、巣鴨地蔵通り商店街、都電もなかで有名な梶原駅、あらかわ遊園など

  • 外国人観光客や都内の“昭和散歩ファン”にも人気

✅ 4. バス並みに駅間が短く、乗降しやすい

  • 駅間が短く(300m前後)、徒歩と組み合わせて使える機動力の高さ


⚠️ 悪いところ(デメリット)

❌ 1. とにかく“遅い”

  • 最高時速40km。信号待ちや交差点の通過が多く、所要時間が長め

  • 特に急ぎの移動には不向き

❌ 2. 乗り換えが不便

  • 都心主要駅(新宿・東京・渋谷など)に直結しないため、乗り換え必須

  • 鉄道系統の一部だが、運賃精算がバス同様の扱い(定期券やICカードでの運賃体系が特殊)

❌ 3. 本数が少なく、1本逃すと待ち時間が長い

  • 平日でも6〜7分間隔。急ぎの利用にはやや不便


🧺 生活利便性(エリア評価)

分野 評価 コメント
交通アクセス ★★☆☆☆ 地元密着型。長距離・都心アクセスは弱い
買い物・商業 ★★★★☆ 商店街多数。巣鴨・大塚・町屋など買い物便利
治安・安心 ★★★★☆ 下町らしく安心感あり。地域の見守り力も◎
子育て・教育 ★★★★☆ 公園・図書館・学校が近く、地元民には優しい路線
観光・文化 ★★★★★ 昭和レトロ・神社仏閣・遊園地など観光要素も豊富

🏠 不動産観点

💴 家賃相場(2025年目安・ワンルーム〜1K)

駅名 家賃相場 特徴
早稲田 約8万〜10万円 学生街。ワセダ生に人気
面影橋 約7.5万〜9万円 静かで落ち着いた住宅地
大塚駅前 約8.5万〜11万円 山手線アクセス良。駅前再開発中
荒川車庫前 約6.5万〜8万円 下町風情が色濃いエリア
町屋駅前 約7万〜9万円 京成線接続あり、コスパ良
三ノ輪橋 約6.5万〜8万円 台東区最北。昔ながらの商店街

🏘 沿線の住宅傾向

  • 全体的に築年数が古い物件が多めだが、家賃は比較的安め

  • 再開発が進んでいる町屋・大塚・庚申塚周辺では新築マンションも登場中

  • 地元密着型のアパート・小規模マンションが中心


🎯 東京さくらトラムが向いている人

✅ 落ち着いた下町でのんびり暮らしたい高齢者・子育て層
✅ レトロ好き・下町文化や庶民的な生活を好む方
✅ 車なしでも日常の移動が完結する“街の足”を重視する人
✅ 不動産価格が控えめな地域で住まいを探している方(単身者・学生にも◎)


📌 まとめ

東京さくらトラム(都電荒川線)は、

  • 東京に唯一残る“路面電車”であり、交通インフラというよりも地域文化そのものです。

  • 地元の生活を支える“のんびり、便利な”路線でありながら、
     観光・下町巡り・昭和ノスタルジーといった観点でも高い価値を持っています。

  • 派手さはないものの、生活密着型のやさしい交通手段として、今なお根強い人気を誇る路線です。

戻る

物件に関するお問い合わせ

  • TEL:03-5342-0480
  • FAX:03-5342-0481
  • 営業時間:10:00 〜 19:00  定休日:年中無休(夏季・年末年始を除く)
お問い合わせ