正式名称:東京メトロ東西線
開業:1964年(昭和39年)12月23日
運行会社:東京地下鉄(東京メトロ)
路線カラー:スカイブルー(青)
総延長距離:30.8km
駅数:全23駅
起点・終点:中野駅(東京都中野区)~西船橋駅(千葉県船橋市)
直通運転:西側でJR中央線、東側で東葉高速鉄道と相互直通運転を実施
東西に細長い東京を貫くように設計され、東京の「通勤路線」としての役割を最初から担っていた地下鉄。
乗り入れ先を含めた距離・直通区間の長さは、都内の地下鉄でも屈指。
千葉県と都心を結ぶ重要路線として、多くの通勤客にとって欠かせない存在です。
JR中央線(中野)・東葉高速線(東葉勝田台)と相互直通で、乗り換えなしで長距離移動が可能。
大手町、日本橋、九段下、飯田橋、高田馬場などのオフィス・学生街へ直通。
浦安・南行徳・行徳など、東京・千葉のベッドタウンと都心を直結。
千葉からの通勤・通学には非常に便利な路線。
早稲田大学、日本大学、法政大学などが沿線にあり、学生の利用者が多い。
沿線には教育施設・図書館・研究機関が集まる、知的な環境が整ったエリアも多い。
千葉県側は家賃が都心に比べて抑えられ、物件数も豊富。
沿線で生活コストを抑えながら都心で働くというスタイルに適している。
中野〜大手町間は特に混雑率が高く、朝は“すし詰め”状態。
都心部のオフィス街に直結している分、需要が集中。
高田馬場〜中野は学生街、神楽坂〜日本橋はビジネス街、浦安以東はファミリー層…と、駅ごとの色がかなり異なる。
ライフスタイルと合う街をしっかり見極める必要があります。
JR中央線や東葉高速鉄道との直通運転をしているため、他路線の遅延の影響を受けやすい。
項目 | 評価 | コメント |
---|---|---|
交通 | ★★★★★ | 都心の主要駅を貫通、郊外まで直通 |
買い物 | ★★★★☆ | 高田馬場・飯田橋・日本橋などに商業施設多数 |
教育環境 | ★★★★★ | 学生・教育機関の多さは都内屈指 |
自然・公園 | ★★★☆☆ | 江戸川・妙典・葛西エリアは水辺・公園も◎ |
治安 | ★★★☆☆ | 駅によって差があり、下町系エリアは注意が必要 |
駅名 | ワンルーム家賃 | ファミリー向け(2LDK〜) |
---|---|---|
中野 | 約8.0万〜9.5万 | 約16万〜20万円 |
高田馬場 | 約7.5万〜9.0万 | 約14万〜18万円 |
飯田橋 | 約9.0万〜11万 | 約18万〜25万円 |
門前仲町 | 約8.5万〜10万 | 約17万〜22万円 |
浦安 | 約6.5万〜8.5万 | 約12万〜16万円 |
南行徳〜妙典 | 約6万〜8万 | 約11万〜15万円 |
※都内はやや高めだが、浦安以東の千葉県エリアは比較的リーズナブル。
【都心部(中野〜門前仲町)】
→ 単身者・DINKs向けのコンパクトマンションが中心。分譲も多め。
【千葉県側(浦安〜西船橋)】
→ ファミリー向けマンションや団地タイプが豊富で、子育て層に人気。
→ 海や川も近く、自然を感じられる生活も可能。
✅ 東京・千葉をまたいで通勤・通学する方
✅ コスパ重視で都心アクセスの良いエリアに住みたい方
✅ 学生・教育関係者(沿線に大学が多い)
✅ 子育て世帯で都心へのアクセスを確保したい方
東京メトロ東西線は、
東京都心と千葉の住宅地を結ぶ、通勤・通学の大動脈とも言える存在。
混雑率が高いというデメリットはありますが、そのぶんアクセスの良さや家賃のバランス、住みやすさを兼ね備えています。
生活スタイルに合わせて選べる多様な駅が揃っていることも大きな魅力です。