🏛 1. 基本情報と歴史
所在地:東京都墨田区横網一丁目
乗り入れ路線:
- JR中央・総武線(各駅停車)
- 都営地下鉄大江戸線(両国駅)開業:1904年(明治37年)4月5日(※当初は「両国橋駅」)
特徴:
- 国技館の最寄り駅として有名で、相撲の街として全国的に知られている
- 駅舎自体も歴史があり、旧駅舎の一部が「両国ステーションギャラリー」として保存・活用されている
- 博物館や資料館が多く、文化と歴史を感じられる街
🕰 2. 歴史のポイント
江戸時代から「両国広小路」として繁華街が形成されていた地域。
相撲の聖地・両国国技館は1909年に開館(現在の建物は1985年に改築)。
周囲には江戸東京博物館・刀剣博物館・すみだ北斎美術館など文化施設が集積。
古くからの問屋街・職人の街としての風情も残る。
🌟 3. 良いところ(メリット)
✅ ① 歴史と文化を感じるエリア
相撲・浮世絵・江戸文化など、日本の伝統文化とふれあえる場所が多い
両国国技館をはじめ、博物館が密集しており、散策が楽しい
古民家風の飲食店や和風カフェもあり、国内外の観光客からも人気
✅ ② 都心アクセスが便利
総武線で秋葉原・新宿方面へ乗り換えなしで移動可能
都営大江戸線で六本木・新宿・光が丘方面にも直通
バスも充実しており、上野・浅草方面へのアクセスも良好
✅ ③ 落ち着いた街並みと治安の良さ
墨田区内でも落ち着いた雰囲気で、ファミリーやシニア層にも人気
駅前の再開発が進みつつも、下町の風情と人情味のある街並みが保たれている
✅ ④ 生活インフラもコンパクトに充実
スーパー(まいばすけっと、マルエツ)、ドラッグストア、コンビニが点在
徒歩・自転車圏で生活が完結する暮らしやすさがある
⚠️ 4. 悪いところ(デメリット)
❌ ① 総武線快速が停車しない
各駅停車のみのため、遠方への移動には時間がかかる
錦糸町や秋葉原などでの乗換が必要な場合も多い
❌ ② 大規模商業施設は少ない
アリオ亀有・オリナス(錦糸町方面)などまで出ないと、ファッション・家電系の買い物はやや不便
❌ ③ 土日・イベント時の混雑
両国国技館で本場所開催中やイベントがあると、駅周辺が観光客で混雑しやすい
静かな生活を求める人には少し気になるポイントかもしれません
🧺 5. 生活のしやすさ(総合評価)
分野 | 内容 |
---|---|
交通 | JR&都営地下鉄の2路線で通勤通学は便利 |
買い物 | スーパー・商店街あり。日用品の調達には困らない |
飲食 | 和食・ちゃんこ・カフェなど個性的な店が多数 |
医療 | 駅近にクリニック・調剤薬局あり。墨東病院も比較的近い |
自然・公園 | 旧安田庭園、隅田川沿いの遊歩道など、散歩コースも充実 |
治安 | 比較的静かで良好。観光客が多いが、トラブルは少なめ |
🏠 6. 不動産観点
💴 家賃相場(2024年現在)
タイプ | 家賃相場(月額) |
---|---|
ワンルーム〜1K | 約8.5万〜10万円 |
1LDK〜2DK | 約12万〜16万円 |
2LDK〜 | 約16万〜22万円前後 |
※隣駅(錦糸町・秋葉原)と比べて家賃が少し抑えられ、コスパが良い印象
🏘 住宅の特徴
駅周辺には中低層のマンションや築浅アパートが多く、落ち着いた住宅街
ファミリー層向けの物件や、静かに暮らしたい単身者向けの物件も豊富
隅田川近くや清澄通り沿いなど、下町情緒と新しさが共存するエリア
🎯 7. 両国駅はこんな人におすすめ!
✅ 歴史や文化を感じる街で暮らしたい方
✅ 秋葉原・錦糸町・御茶ノ水方面へ通勤・通学する方
✅ 都心すぎず、落ち着いた雰囲気の場所を好む単身者やファミリー
✅ 浅草・上野・東京スカイツリーなど観光地も生活圏にしたい人
✅ ちゃんこ鍋・和食・カフェ巡りなど、食文化に興味がある方
📌 8. まとめ
両国駅は、
江戸文化と相撲の街としての歴史ある街並みと、
便利な都心アクセスを兼ね備えた“ちょうどいい都会”。
商業の派手さはないものの、落ち着いて文化的に暮らしたい人にとっては、非常に魅力ある街です。