項目 | 内容 |
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正式名称 | 東京臨海新交通臨海線(通称:ゆりかもめ) |
運営会社 | 株式会社ゆりかもめ(東京都の第三セクター) |
開業年 | 1995年11月 |
区間 | 新橋駅 ~ 豊洲駅(15.2km) |
駅数 | 16駅 |
方式 | 新交通システム(ゴムタイヤ式・無人自動運転) |
接続路線 | 新橋駅(JR・地下鉄)/豊洲駅(東京メトロ有楽町線・ゆりかもめ) |
1990年代、お台場・臨海副都心の再開発に合わせて整備された交通インフラ。
開業当初は「お台場に行くための乗り物」として観光色が強かったが、徐々に通勤・通学用途でも利用が拡大。
2006年には豊洲まで延伸し、有明・豊洲などの居住エリアとの接続性が向上。
現在は観光・ビジネス・生活利用が混在する多目的路線として定着。
お台場・有明・台場・青海・東京ビッグサイトなど、観光・イベント施設を網羅。
豊洲市場、チームラボ、ダイバーシティなどの人気施設にアクセス◎。
レインボーブリッジを渡る車窓や、ベイエリアの高層ビル群の風景は圧巻。
観光客からも高評価で、「乗ること自体が目的」になる乗り物。
自動運転で運行されており、ダイヤの乱れが少ない。
短い間隔で運行(ピーク時は約2~4分間隔)されるため待ち時間も少なめ。
豊洲~汐留~新橋など、湾岸再開発地とビジネス街の移動に便利。
初乗りで190円(1駅でも)、新橋~豊洲間は390円と割高。
定期券も高めで、日常使いにはコストが気になるという声も。
車両は小型6両編成で、観光シーズン・イベント時はかなり混雑。
特にビッグサイトやライブイベント終了後は超満員。
最高速度は約60km/hと遅めで、移動時間がやや長く感じられることも。
分野 | 評価 | コメント |
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交通アクセス | ★★★☆☆ | 豊洲・新橋で他路線に接続。沿線完結型の性質あり |
商業施設 | ★★★★★ | お台場エリアに大型SC・飲食店・娯楽施設が集中 |
景観・自然 | ★★★★★ | 海沿いの景観、人工砂浜・公園多数で開放感あり |
子育て環境 | ★★★☆☆ | ファミリー向けマンション増加も、学校数はやや少なめ |
治安 | ★★★★☆ | 観光客多めながら、開発エリア中心で治安は概ね良好 |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー(2LDK〜) | コメント |
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豊洲 | 約10〜13万円 | 約18〜28万円 | タワーマンション密集、人気高騰中 |
有明 | 約9〜11万円 | 約16〜22万円 | 新興住宅地・子育て世帯に人気 |
台場 | 約10〜13万円 | 約20〜30万円 | 高級志向の住まいが多い |
東京テレポート | 約9〜12万円 | 約17〜25万円 | ダイバーシティ近く、利便性◎ |
タワーマンション・高層分譲マンションが主力。
特に有明・豊洲・台場は、大規模再開発で新築物件が豊富。
商業・医療・教育施設も一体整備されており、街全体での利便性の高さが魅力。
✅ お台場・有明方面で勤務 or テレワーク中心のライフスタイル
✅ 海が見える家に住みたい・自然を身近に感じたい人
✅ 子育てと便利さを両立したいファミリー層
✅ レジャー・イベントが好きで、都心にもすぐ出たい人
ゆりかもめは「観光+生活のハイブリッド路線」。
お台場や有明、豊洲など人気の湾岸エリアを網羅しており、生活利便性・資産価値ともに注目度の高い沿線です。
運賃の高さや混雑はデメリットながら、景観・再開発・アクセスの良さという魅力がそれを上回るという声も多数。
今後も万博・IR構想・再開発などで注目が続く、将来性ある路線といえるでしょう。