項目 | 内容 |
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正式名称 | 東京臨海高速鉄道りんかい線(TWR:Tokyo Waterfront Area Rapid Transit) |
区間 | 新木場駅~大崎駅(13.0km) |
駅数 | 8駅(新木場・東雲・国際展示場・東京テレポート・天王洲アイル・品川シーサイド・大井町・大崎) |
開業 | 1996年(新木場~東京テレポート) 2002年(全通) |
接続路線 | JR埼京線と相互直通運転(新宿・池袋・大宮方面へ直通) |
運営主体 | 第三セクター(東京都出資) |
1996年:臨海副都心(お台場など)の開発に合わせて、「臨海副都心線」として一部開業。
2002年:全線が開通し、現在の「りんかい線」が完成。
元々は都営地下鉄計画の一環として始まり、後に第三セクター方式(TWR)へ移行。
現在はJR埼京線と直通運転し、新宿・池袋・大宮など都心北部と湾岸エリアを1本で結ぶ。
大崎・新宿・池袋・渋谷など主要都市と直通運転しており、乗換不要でアクセス可能。
新木場では東京メトロ有楽町線・JR京葉線に接続。
東京ビッグサイト(国際展示場)やお台場(東京テレポート)に直結しており、観光やイベントに便利。
東雲、品川シーサイド、天王洲アイルなどで再開発による高層住宅・商業施設が続々。
新しい街づくりが進行中で、今後も注目度が高いエリア。
朝は新宿からお台場まで直通で出勤可能な“快適湾岸ライフ”を実現。
他のJR・地下鉄路線と比べて運賃がやや割高(例:大崎~新木場 330円)。
第三セクター路線であることから、割引制度なども少なめ。
JR埼京線との直通により、通勤ラッシュ時の混雑はかなり激しい。
特に大崎~新宿間は常に混雑率が高い区間。
日中は1時間に4〜6本程度。都心部の路線としてはやや少なめ。
早朝・深夜帯は本数がかなり限られている。
分野 | 評価 | コメント |
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交通アクセス | ★★★★★ | 都心・埼玉~湾岸エリアまで直通運転、利便性◎ |
商業施設 | ★★★★☆ | 大井町・品川シーサイド・テレポートに大型施設あり |
自然環境 | ★★★☆☆ | 海沿いの景観あり。ただし緑地は限定的 |
教育・子育て | ★★★☆☆ | 保育園・小中学校整備中も、人口増に追いついていない面も |
治安 | ★★★★☆ | 新興エリアは比較的治安良好 |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー(2LDK〜) | コメント |
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大井町 | 約10〜13万円 | 約17〜25万円 | 山手線接続・利便性良好 |
品川シーサイド | 約9〜12万円 | 約16〜23万円 | 大型商業施設あり、再開発進行中 |
天王洲アイル | 約10〜14万円 | 約18〜26万円 | オフィスと住宅の混合エリア |
東京テレポート | 約9〜11万円 | 約16〜22万円 | お台場の中心、景観も良い |
新木場 | 約8〜10万円 | 約14〜18万円 | 交通ハブだが住宅少なめ |
タワーマンション・大規模マンションが多数(特に品川シーサイド・東雲・天王洲など)。
ファミリー層向けの再開発型住宅地が中心で、公園や保育施設も徐々に整備。
「都心への通勤利便+海沿いライフ」を求める層に人気。
✅ 新宿・渋谷・池袋に通勤しつつ、湾岸の静かなエリアに住みたい人
✅ お台場・ビッグサイト周辺で働く・イベント関係者
✅ タワーマンション志向のファミリー・DINKs層
✅ 車に頼らない生活を望む単身者・子育て世帯
りんかい線は「都市×湾岸×再開発」の象徴的な路線です。
交通利便性は非常に高く、湾岸部でありながら新宿・池袋・大宮方面へもダイレクトアクセス可能。
住環境は整備が進みつつあり、特に若年層やファミリー層に注目されているエリアです。
一方、運賃の高さ・混雑の多さ・本数の少なさといったデメリットはあるものの、今後の再開発やIC乗車券対応、運賃見直しなどの動きが進めば、さらに利便性は向上するでしょう。