| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 路線名 | 西武山口線（通称：レオライナー） |
| 運行会社 | 西武鉄道株式会社 |
| 区間 | 西武遊園地駅～西武球場前駅（2.8km） |
| 駅数 | 3駅（西武遊園地・遊園地西・西武球場前） |
| 運行形態 | 案内軌条式鉄道（AGT：新交通システム） |
| 開業年 | 現在の形：1985年開業（前身は山口線モノレール） |
| 車両 | 小型の自動運転に近い専用車両、通称「レオライナー」 |
元は1950年に開業したモノレール路線（日本初の跨座式）で、観光目的が中心
老朽化・輸送力不足により1984年に一旦廃止、翌1985年に現在の形で再開業
日本初の「本格的案内軌条式鉄道（AGT）」として注目された
西武園ゆうえんち〜ベルーナドーム（西武ドーム）間のアクセス路線として主に利用される
| 駅名 | 特徴 |
|---|---|
| 西武遊園地駅 | 西武多摩湖線と接続。西武園ゆうえんち最寄り。再開発で人気上昇中 |
| 遊園地西駅 | 駅の周囲は緑豊か。観光施設との中間駅的ポジション |
| 西武球場前駅 | 西武狭山線・池袋線と接続。西武ライオンズ本拠地「ベルーナドーム」直結 |
西武園ゆうえんち・狭山湖・西武球場などへの観光アクセスが抜群
観光シーズンやイベント時は臨時運行もあり便利
緑の多い丘陵地帯を走るので、車窓からの風景も魅力
散歩・サイクリングの拠点にも◎
小さくてかわいらしい車両。自動運転に近いシステムも未来感がある
レジャー＋交通好きな家族連れには好評
基本は20分に1本程度（朝夕はもう少し多め）
観光目的の路線のため、通勤・通学利用には向かない
沿線に大規模住宅地や商業施設がないため、普段の移動には使いづらい
駅周辺にスーパーやドラッグストアはほとんどなし
路線が短く、沿線人口も少ないため、不動産価値への影響は限定的
日常生活よりは観光・遊びのためのエリア
| 分野 | 評価 | コメント |
|---|---|---|
| 交通アクセス | ★★☆☆☆ | 他線との接続あり。ただし運行本数少ない |
| 商業施設 | ★☆☆☆☆ | 大型施設はなく、日常買い物は周辺エリア頼り |
| 自然・環境 | ★★★★★ | 多摩湖・狭山公園など自然豊か |
| 教育・保育 | ★★★☆☆ | 学校は点在。子育て支援は市区町村による |
| 治安 | ★★★★★ | 非常に静かでトラブルも少ない |
| 駅名 | ワンルーム〜1K | ファミリー（2LDK〜） | コメント |
|---|---|---|---|
| 西武遊園地駅 | 約4.5〜5.5万円 | 約8〜10万円 | 駅周辺に住宅街あり。価格は安め |
| 西武球場前駅 | 約5〜6万円 | 約9〜11万円 | 住宅地は少ないが静かな環境 |
戸建住宅・低層アパート中心。自然に囲まれたエリアで静かな暮らし向け
西武園ゆうえんちの再開発効果で、周辺の不動産価値がじわじわ上昇傾向
西武ドーム周辺はイベント時以外は人も少なく、落ち着いた生活が可能
✅ 西武園・狭山公園エリアの自然環境を重視する人
✅ 静かで緑の多い場所で暮らしたい方
✅ 鉄道好き・子育てファミリー層（特に小さなお子さん）
✅ セカンドライフや週末の拠点を探している人にも向いている
西武山口線（レオライナー）は、
短距離ながら「観光・レジャーに特化した特徴ある路線」であり、多摩湖・狭山湖・ドーム・遊園地へのアクセスに非常に優れています。
生活の足というよりも、「非日常を楽しむためのローカル線」として魅力があり、自然と静けさに包まれた暮らしや、セカンドハウス的な選択にも向いています。
