正式名称:横浜市高速鉄道1号線・3号線(通称:ブルーライン)
路線カラー:ブルー
営業距離:40.4km(市営地下鉄としては日本最長)
駅数:32駅
起点・終点:湘南台駅(藤沢市)〜あざみ野駅(横浜市青葉区)
運営会社:横浜市交通局
開業年:1972年(伊勢佐木長者町〜上大岡)
接続路線:グリーンライン、東急田園都市線、小田急線、相鉄線、JR横浜線など
開業は1972年、当初は「上大岡〜伊勢佐木長者町」の区間が先行開業
その後、数十年かけて横浜市を南北に貫く“縦軸”の地下鉄として拡張
2008年にはグリーンラインとの交差(センター南)で利便性が大きく向上
現在は「延伸構想」も進行中(湘南台から平塚方面への延伸など)
横浜市南部の上大岡・戸塚から北部のあざみ野・センター北・新横浜まで1本で移動可能
商業地・住宅地・オフィス街をバランス良くカバー
東急田園都市線(あざみ野)
JR・東急・相鉄(横浜)
小田急線(湘南台)など
→ 通勤・通学の選択肢が多く、非常に柔軟
特にセンター北・センター南・戸塚・上永谷などは再開発により、商業施設・公共施設が充実
沿線には大学・高校・中学が多数あり、学生利用も多い路線
特に「戸塚〜横浜〜関内〜桜木町区間」は乗車率が高く、朝夕はかなりの混雑
車両は全て中型(18m車)なので、混雑が分散しにくい構造
横浜市営地下鉄は私鉄より若干割高な運賃体系
例:湘南台〜横浜でIC運賃は約370円(2025年現在)
最初期に開業した駅(伊勢佐木長者町〜上永谷など)はリニューアルが進行中だが、トイレやバリアフリー未対応の駅も一部残る
項目 | 評価 | コメント |
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交通アクセス | ★★★★★ | 市内移動・都内連絡ともに利便性◎ |
買い物・商業 | ★★★★☆ | 戸塚・センター南・上大岡などは商業集積エリア |
子育て環境 | ★★★★★ | 保育施設・学校・自然が充実。文教地区多数 |
治安 | ★★★★☆ | 大きな問題は少ないが、繁華街周辺は注意 |
自然・公園 | ★★★★☆ | 港北ニュータウンなどに緑地が多く、散歩にも最適 |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー向け(2LDK〜) | 特徴 |
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横浜 | 約10万〜13万円 | 約20万〜35万円 | 県内随一のターミナル・利便性◎ |
戸塚 | 約8万〜10万円 | 約16万〜22万円 | 商業施設多く再開発進行中 |
上大岡 | 約8万〜10万円 | 約15万〜20万円 | 京急との接続で都内アクセス良好 |
センター北 | 約8万〜10万円 | 約16万〜23万円 | 港北NTの中心、生活施設充実 |
あざみ野 | 約9万〜11万円 | 約18万〜25万円 | 東急田園都市線接続で通勤便利 |
南部(戸塚〜上永谷〜上大岡):戸建・中層マンションが多い落ち着いた住宅地
北部(センター北・南〜あざみ野):ニュータウン開発により、広く整備された高規格な街並み
DINKs〜ファミリー層に適した物件が豊富
✅ 横浜市内で通勤・通学に便利な住宅地を探す人
✅ 駅前に商業施設・病院・学校が揃った街に住みたいファミリー層
✅ 東急・JR・小田急などへの柔軟な乗換ルートを重視する人
✅ 将来的な再開発・インフラ改善による資産価値向上に期待する方
横浜市営地下鉄ブルーラインは、
横浜市を縦断する“都市の大動脈”として、市民の移動・生活・通勤を強力に支える路線です。
混雑や運賃といった課題もありますが、それ以上に生活利便性・治安・住環境のバランスが非常に高水準で、
今後も都市インフラとしての発展・リニューアル・延伸計画に注目が集まります。