正式名称:横浜市高速鉄道4号線(通称:グリーンライン)
路線カラー:グリーン
営業距離:13.0km
駅数:10駅
起点・終点:日吉駅(港北区)〜中山駅(緑区)
運行会社:横浜市交通局
開業:2008年3月30日
乗り入れ・直通運転:なし(市営ブルーラインと接続)
横浜北部エリア(港北ニュータウンなど)の交通空白地帯を解消するために開発された新路線
地域住民の要望を受け、横浜市が主導して整備した比較的新しい地下鉄
沿線には住宅街、文教エリア、再開発エリアが多く、子育て世代・ファミリー層の支持が厚い
今後、延伸(日吉〜新綱島〜鶴見方面・中山〜二俣川方面など)の構想もあり、将来的な発展が見込まれる
2008年開業のため、ホーム・車両ともに近代的で清潔感がある
全駅にホームドア完備。エレベーターやバリアフリー対応も万全
北山田・センター北・センター南などは、ショッピングモール・公園・保育施設が整い、ファミリー層から人気
日吉(東横線)・中山(横浜線)・センター南(ブルーライン)と乗り換えができ、神奈川県内の主要エリアに柔軟なアクセス
混雑率が他の大都市路線に比べて低く、座れる時間帯も多い
朝ラッシュでも1時間あたり8本前後(約7〜8分に1本)と少なめ
全区間乗っても20分程度だが、他路線との直通がなく乗り換え必須
短距離なのに、全線乗車でIC運賃は360円前後(2025年現在)
乗り換えを含めると、合計運賃が高額になるケースも多い
沿線は基本的に住宅地中心で、ビジネス街・繁華街は少なめ
利用者は通勤・通学・買い物など「生活の足」としてが中心
分野 | 評価 | コメント |
---|---|---|
交通アクセス | ★★★☆☆ | 乗り換え前提のルートが多く、やや不便さあり |
買い物・商業 | ★★★★☆ | センター北・南はショッピングモール多数 |
治安 | ★★★★★ | 住宅地中心で非常に落ち着いた雰囲気 |
子育て環境 | ★★★★★ | 公園・保育・学校が充実。子育て層に最適 |
自然環境 | ★★★★☆ | 緑豊かなエリアも多く、散歩・ジョギング環境◎ |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー向け(2LDK〜) | 特徴 |
---|---|---|---|
日吉 | 約8.5万〜11万円 | 約17万〜25万円 | 東急沿線接続、大学も多く学生街の顔も |
北山田 | 約7.5万〜9万円 | 約14万〜20万円 | 子育てファミリー層中心 |
センター北 | 約8万〜10.5万円 | 約16万〜23万円 | 駅前大型モール、便利な住宅街 |
センター南 | 約8万〜10万円 | 約15万〜22万円 | 商業施設と行政施設が集中 |
中山 | 約7万〜9万円 | 約14万〜20万円 | 横浜線接続、自然も多いベッドタウン |
沿線全体にわたり新興の低層マンション・大型分譲住宅地が多い
センター南・北エリアではタワーマンションも少しずつ増加中
家族向け物件が主流で、学生〜DINKsよりはファミリー層にマッチ
✅ 横浜北部で静かで安心できる生活環境を求めるファミリー層
✅ 住宅街と自然、商業施設がバランスよく整った環境で子育てしたい人
✅ 東急・JR・ブルーラインとの乗り換えで広範囲に通勤・通学する人
✅ 再開発地域で将来的な資産価値に期待する方(センター北・浦舟〜延伸構想も注目)
横浜市営グリーンラインは、
横浜北部の住宅地を効率よく結ぶ、暮らしに寄り添った生活重視型の地下鉄路線です。
駅周辺には大型商業施設や公園が充実し、子育て世帯には理想的な環境。
都市部のような派手さはないものの、「安全・快適・便利」なバランスが取れた路線といえるでしょう。
今後の延伸計画(新綱島方面や二俣川方面)により、さらに利便性・資産価値が高まる可能性もあります。