正式名称:東京メトロ有楽町線
運行会社:東京地下鉄(東京メトロ)
路線カラー:ゴールド(黄土色)
総延長距離:28.3km
駅数:全24駅
起点・終点:和光市駅(埼玉県)〜新木場駅(東京都江東区)
直通運転:
西側:東武東上線(森林公園方面)
東側:一部列車が東京臨海高速鉄道りんかい線と連絡(新木場乗換)
開業:1974年(池袋〜銀座一丁目区間)
1988年に全線開通(新木場〜和光市)
開業当初は銀座・有楽町の「通勤路線」として、現在では副都心線開通前のメインルートとして重要な役割を果たしていました。
現在も「副都心線」と並ぶ“東西のサブ幹線”として活躍中。
和光市・成増エリア(埼玉県)〜豊洲・新木場(湾岸エリア)を1本で結ぶ便利な路線。
都内の主要駅(池袋・永田町・有楽町・豊洲など)をカバー。
江戸川橋、護国寺、有楽町、麹町など都心にしては静かなエリアが多く、治安も良い。
学校・図書館・公園も多く、教育環境も◎。
豊洲・有明など再開発エリアと、池袋・永田町などオフィス街とをスマートに接続。
交通結節点としての機能も高い。
池袋駅などでは副都心線と隣接ホームで乗り換え可能。並行運行で混雑も分散。
特に池袋~永田町~有楽町区間はビジネス需要が集中し、通勤ラッシュが激しい。
副都心線開業により多少緩和されたものの、依然混雑率は高い。
特に有楽町・永田町・豊洲などの乗り換え駅は構造が複雑で、改札〜ホーム間が遠い。
地下深くて階段が多い駅もあるため、バリアフリー観点では課題も。
和光市~成増間など、ラッシュ時以外の時間帯は本数が少なく感じる。
急行運転がないため、長距離移動では時間がかかることも。
エリア | 特徴 |
---|---|
和光市〜小竹向原 | ベッドタウン色が強く、ファミリー層向けの住宅街。自然も多い |
江戸川橋〜麹町 | 都心にありながら静かで文教色もある。高級住宅地あり |
有楽町〜豊洲 | 商業・オフィス・再開発が進んだエリア。ショッピング・レジャーにも便利 |
辰巳・新木場 | 工業地帯と倉庫街だが、駅前開発やタワマンも徐々に増加中 |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー向け(2LDK〜) |
---|---|---|
和光市 | 約6.8万〜8万円 | 約12万〜16万円 |
小竹向原 | 約7.5万〜9万円 | 約13万〜17万円 |
江戸川橋 | 約8.5万〜10万円 | 約15万〜22万円 |
麹町・永田町 | 約10万〜13万円 | 約20万〜30万円 |
有楽町 | 約9.5万〜12万円 | 約18万〜28万円 |
豊洲 | 約10万〜14万円 | 約22万〜35万円 |
※豊洲は再開発エリアのためタワマン多め、家賃も高め。和光市~成増は比較的お手頃で人気。
【西側】小竹向原・氷川台・平和台など → 静かな住宅街。築年数の古いマンション・団地も多く、賃料は控えめ
【中央部】江戸川橋・護国寺 → 単身者・DINKs向けの分譲・賃貸マンション多数
【東側】豊洲・辰巳 → 新築のタワーマンションが続々誕生中。子育て層にも人気上昇中
✅ 都心で働きつつ、静かな環境で暮らしたい方
✅ 池袋・銀座・豊洲方面に通勤するビジネスパーソン
✅ 子育て世帯で教育環境・治安を重視する方
✅ 家賃を抑えて都心アクセスの良いエリアに住みたい方(和光市〜平和台など)
東京メトロ有楽町線は、
東西を繋ぎ、都心・郊外・湾岸エリアを1本でアクセス可能な利便性の高い地下鉄路線。
ラッシュの混雑や駅構造の課題はあるものの、住環境のよさ・交通のバランスの良さで非常に人気の高い沿線です。
副都心線と並んで、住宅地とオフィス街をつなぐ“都市生活の生命線”とも言える存在です。