正式名称:東京メトロ千代田線
運行会社:東京地下鉄(東京メトロ)
路線カラー:グリーン(深緑)
総延長距離:24.0km(支線含まず)
駅数:全20駅(本線19駅+支線1駅)
起点・終点:綾瀬駅(東京都足立区)〜代々木上原駅(東京都渋谷区)
支線:綾瀬〜北綾瀬(1駅区間、支線扱い)
直通運転:
西側 → 小田急線(代々木上原~本厚木・唐木田方面)
東側 → JR常磐線(綾瀬~取手方面)
開業:1969年(昭和44年)
都心と郊外を一本で結ぶ長距離地下鉄路線として誕生。
通勤路線としての性格が強く、建設当初から「混雑緩和」を目的に設計された地下鉄です。
沿線には官庁街・高級住宅街・庶民的エリア・自然豊かな場所など、バリエーション豊かな街が広がるのが大きな特徴。
神奈川(町田・本厚木方面)~東京23区~千葉(柏・我孫子)を乗り換えなしで移動可能。
通勤・通学の時間短縮に非常に役立ちます。
表参道・赤坂・霞ヶ関・大手町などビジネス・政官エリアを直結。
原宿エリアの「明治神宮前」駅や、学生街の「根津」など観光・文化エリアも豊富。
特に代々木上原・表参道・根津などは落ち着いた住宅街が多く、静かで治安が良いエリアが揃います。
混雑率はやや高いものの、車両が長く・幅広い設計で他路線より圧迫感が少なめ。
小田急線・常磐線からの乗客が分散するのもメリット。
小田急線・常磐線との直通運転がメリットでもあり、リスクにも。
他社線でのトラブルがそのまま千代田線にも波及することが多い。
綾瀬~北綾瀬は支線扱いで、本線からの直通が少ない時間帯もあり、本数が少なめ。
霞ヶ関、大手町、表参道などは構造が複雑で、他路線への乗り換えに時間がかかる駅が多い。
分野 | 評価 | コメント |
---|---|---|
交通 | ★★★★★ | 神奈川〜都心〜千葉を貫通、非常に便利 |
買い物 | ★★★★☆ | 表参道、明治神宮前、大手町などに商業施設が集中 |
飲食・娯楽 | ★★★★☆ | 下北沢、原宿、赤坂などカルチャー・グルメ豊富 |
自然・公園 | ★★★★☆ | 代々木公園、日比谷公園、上野恩賜公園など近接 |
教育・文化 | ★★★★★ | 根津・湯島エリアは文教地区としても人気 |
治安 | ★★★★☆ | 沿線全体に落ち着いた街が多く、安心感あり |
駅名 | ワンルーム・1K | ファミリー向け(2LDK〜) |
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代々木上原 | 約9.5万〜11.5万 | 約20万〜30万円 |
表参道 | 約10万〜13万 | 約23万〜35万円 |
赤坂 | 約9万〜11.5万 | 約18万〜28万円 |
根津・千駄木 | 約7.5万〜9.5万 | 約15万〜22万円 |
綾瀬 | 約6.5万〜8万円 | 約12万〜18万円 |
北綾瀬 | 約6万〜7.5万 | 約11万〜16万円 |
※都心部(渋谷区・港区)は高めだが、綾瀬以東は比較的手ごろでファミリー層にも人気。
代々木上原〜明治神宮前:ハイグレード分譲・デザイナーズマンション多数
根津・千駄木:古き良き下町文化と文教色を残す住宅街
綾瀬・北綾瀬:ファミリー向けの団地・マンションが豊富でコスパ◎
✅ 都心に通勤しながらも、静かな環境に暮らしたい方
✅ 教育・文化的な街並みや、緑の多い環境を重視する方
✅ 他社線(小田急・常磐線)との直通で長距離通勤をしたい方
✅ 子育てにも適した、治安のよい住宅街を探しているファミリー層
東京メトロ千代田線は、
東京23区を縦断し、郊外エリアとも直通する超実用的かつ文化的な路線です。
都心部の華やかさと、下町の落ち着き、郊外の住みやすさが共存する貴重な沿線で、単身者からファミリー層まで幅広いニーズに応えられる路線です。
遅延や支線の使いにくさといった小さな課題はあるものの、それを補って余りある利便性と魅力を持っています。